社会福祉法人嘉永会「かあむ茜月」がDX認定を取得しました。

この度、私たち「かあむ茜月」は、デジタル技術を活用した業務効率化とサービス向上を推進する企業として、正式に「DX認定」を取得しました。これは、当施設が時代の変化に対応しながら、より質の高い介護サービスを提供するために、積極的にデジタル変革を進めていることを証明するものです。

DX認定とは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度は、経済産業省が定めた指標に基づき、企業がデジタル技術を活用し、ビジネスモデルや業務プロセスを変革する取り組みを進めているかを評価し、一定の基準を満たした企業に対して認定を行う制度です。DX認定を受けることは、業界内外においてデジタル活用の先進的な取り組みを行っていることの証明となります。

かあむ茜月のDX推進の取り組み

私たちは、介護業界においてデジタル技術の活用が不可欠であると考え、以下のようなDX施策を実施してきました。

1. 見守りセンサーの導入

施設内の利用者さまの安全を確保するために、見守りセンサーを導入しました。これにより、スタッフがリアルタイムで状況を把握し、迅速な対応が可能になりました。夜間の巡回業務の負担軽減や、転倒・体調不良の早期発見に大きく貢献しています。

2. 業務効率化のためのシステム活用

「ケア樹」という介護記録システムを活用し、記録の電子化を進めました。これにより、手書き業務の負担が大幅に軽減され、記録の正確性も向上しました。また、勤怠管理もエクセルを活用してデータ管理を行い、よりスムーズなシフト調整が可能になっています。

3. 採用・広報活動のデジタル化

DX推進の一環として、採用活動においてもデジタルツールを活用しています。公式ウェブサイトやSNS(特にTikTok)を活用し、介護職の魅力を発信することで、若年層へのアプローチを強化しています。特に、動画コンテンツを通じた発信は、施設の雰囲気や実際の業務の様子を伝えやすく、求職者にとって有益な情報提供の場となっています。

4. 教育・研修のオンライン化

新入職員の教育や研修に関しても、デジタルツールを積極的に活用しています。動画教材やオンライン研修を取り入れることで、業務時間外でも学習が可能になり、スキルアップを効率的に進めることができるようになりました。

DX認定取得の意義と今後の展望

今回のDX認定取得は、私たちの施設が介護業界におけるデジタル化の先駆者であることを示す大きな一歩です。しかし、DXは一度の施策で完了するものではなく、継続的な進化が求められます。

今後も、最新のデジタル技術を活用しながら、介護スタッフの働きやすさと利用者さまの快適な生活を両立させるための取り組みを続けていきます。また、地域社会との連携を強化し、より多くの方々にデジタル技術を活用した介護の魅力を伝えていきたいと考えています。

まとめ

「かあむ茜月」は、DX認定を取得したことで、より質の高い介護サービスの提供を目指し、今後もデジタル化を推進していきます。デジタル技術の導入は、介護の現場をより効率的に、そしてより温かみのあるものに変えていく大きな可能性を秘めています。

これからも、利用者さまとスタッフにとって最適な環境を整えながら、地域社会に貢献できる施設を目指してまいります。引き続き、「かあむ茜月」の取り組みにご注目ください。

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